弱みを強化することと強みを強化すること
こんにちわ。従業員体験( EX ) の向上がミッションのエンジニアリング統括室に所属しているてぃーびーです。
仕事おいて、弱みを強化することと強みを強化することについて考えてみます。
弱み
弱みとは?
仕事における弱みとは業務上に関する何らかの能力について劣っている点です。
自分自身の中での比較として劣っている点という意味で表現されることもあれば、他者との比較として劣っている点という意味で表現されることもあるでしょう。
弱みを強化することの影響
弱みの強化を細分化してみます。
- 最低限必要なラインに至らない弱みを最低限必要なレベルにする
- 業務上必要なレベルとしては満たしているが自分の中では弱みになっている部分のレベルを上げる
組織目線
- 自分の役割・責務を遂行する上で最低限必要なレベルに達していない状態を解決する意味で組織にとって重要です。
- プラスにはなりますが、そこまで重要でもありません。ここが伸びても組織の最大値は伸びません。
本人目線
- 自分の役割・責務を期待されたレベルで遂行ことができるかどうかに関わるためとても重要です
- プラスにはなりますが、影響としては微増です
強み
強みとは?
仕事における強みとは業務上に関する何らかの能力について優れている点です。
自分自身の中での比較として優れている点という意味で表現されることもあれば、他者との比較として優れている点という意味で表現されることもあるでしょう。
強みを強化することの影響
- 自身の強みがチームや、全社における最大値だった場合
- 自身の強みがチームや、全社における最大値ではない場合
組織目線
- チームや全社の出せるパフォーマンスの最大値が上がります。これは非常に大きな影響です
- チームや全社の出せるパフォーマンスの最大値が上がりませんが、相対的な位置が高まります。仮に1番手の人の手が埋まっているとき、次の役目を担うのはあなたになります
本人目線
- 自分がチーム、全社の成果を出すことができます。また、大きく影響を与えるという実感を得ることができます
- 他者にとっての見本になったり、指導者になることでさらなる好影響を与えることができます
- 相対的な位置の向上から、自信を強めることができます
複合的要素
ここまで単純化してまとめましたが、実際に人が能力を発揮する際は複合要素があります。
そのため、弱みの強化が他の強みと結びついて複合能力として開花する可能性もあります。その意味で弱みの2で説明した内容が大きな意味を持つケースもあるかもしれません。
まとめ
弱みについては、業務上最低ラインから必要なところまでは強化する必要があり、その影響は強いといえそうです。
- 組織の成果でいうとマイナスになっていた部分が並になる
- 個人の成果でいうとマイナスになっていた部分が並になる
- 個人の感情面でいうと自信を失いがちな状態から並の状態になりやすい
こんな感じです。
強みについては、最大値になる位置まで高まると、その影響は強いといえそうです。
- 組織の成果でいうと、組織の強みの最大値が高まる
- 個人の成果でいうと組織で唯一となる成果を出せる
- 個人の感情面でいうと強い自信を得やすい
こんな感じです。